阿財虱目魚肚 “西門町の行列が出来る深夜食堂”
台湾人には、一日に必ずではないですが、4食食べる習慣があります。朝食、昼食、夕食そして夜食です。中国語で宵夜(シャオイエ)と言って、この習慣があるから夜市があるのか、夜市があるからこの習慣があるのか、分かりませんが、僕たち日本人にとって夜食に少し罪悪感がありますが、台湾人にとってそんなことあまり気にしないようです。
今回紹介するお店は、西門町にある夜10時オープンにも関わらず開店前には行列ができる食堂、阿財虱目魚肚です。
メニュー
ご飯物は割とリーズナブルですが、熱炒のものは、正直高めです。
新鮮な食材が並んでいます。
開店早々、厨房は大忙しです!ただ、手際はかなりよく、じゃんじゃんくるテイクアウトもさくっとさばいていきます。
魯肉飯 30元(約120円)
脂身系の魯肉飯です。これ目的で入ったのですが、味にパンチがない上に量が少なく残念な一品でした。
魯小腸 60元(約240円)
とても柔らかく、臭みが全くない、程よい脂身の三拍子揃った最高のホルモン!これは激うまです!!すんなりと自然に飲み込めます。個人的にこの店でイチ押しのメニューです。
煎蔥蛋 40元(約160円)
ほとんどの人が注文してた、ネギ卵焼き!
意外にふわふわでおいしいです。ただ、もう少し塩味が欲しい。。。
魚肚湯 100元(約400円)
このお店の看板メニューであるミルクフィッシュのスープです。和名では、サバヒーで、台湾語でもサバヒーと言います。魚の肉の臭みがミルクに似ていることから、ミルクフィッシュといいますが、店や作り方によっては、臭すぎて腐ったミルクのような味がすることがたまにあります笑
この店のスープでは、トロットロで臭みがあまりしない、美味しいサバヒーのスープが楽しめます。
本当トロットロで、骨も上手に取っていて安心して食べれます。また、スープもサバヒーを楽しめるよう薄目でいい感じです。
今回初めての訪問で、開店20分前に行きましたが、まさか本当に行列が出来ていると思わず、しかもギリギリ一巡目に入れるぐらいの行列でした。店出た後もまだ行列が出来ていました。
個人的に味は、そこまで並ぶほどのお店ではないと思いましたが、開店前の行列の一体感と期待感、そして入ったときの客と厨房のガヤガヤした感じ、遅い時間にも関わらずその熱量と雰囲気がすごい楽しかったので今回紹介しました。
この雰囲気を味わうためにぜひ並んで一巡目で入ってみてください。
また、深夜営業なので飲んだ後の締めにサバヒー粥とか食べるのもいいかもしれませんね。
阿財虱目魚肚
住所:台北市萬華區內江街53號
電話:02-2370-3378
営業時間:22:00~5:00
定休日:日曜日